<関西大学ラグビー:同大30-15近大>◇25日◇花園ラグビー場

 7位からの名門復活を目指す同大が、苦しみながらも昨季3位の近大を破った。今季から指揮を執る宮本勝文監督(45)は「内容はともかく勝てたことが良かった」と笑顔を浮かべた。前半5分、PGで先制点をあげるなど慎重な戦略も、鋭い出足のタックルに思うようにボールを展開できなかった。後半に入ってようやくBK陣がリズムを取り戻しトライを重ねた。CTB西田悠人主将(4年)は「自分たちはチャレンジャーなのに、今日は硬くなって受けてしまった。1戦1戦大事にして勝利を重ねていきたい」と反省を忘れなかった。