ハンドボール男子の日本代表が28日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでロンドン五輪アジア予選(10月23日開幕・ソウル)に向けた合宿を公開した。エースの宮崎大輔(大崎電気)は1988年ソウル五輪以来24年ぶりの出場へ「ハンドボール人生の集大成。歴史を残さなければいけない」と決意を述べた。

 11カ国が参加する同予選では1位が五輪出場権を獲得し、2位は来年の世界最終予選に回る。1次リーグで同組の韓国が最大のライバル。酒巻清治監督は「20年以上勝てていない韓国にそろそろ借りを返す時」と雪辱を期した。

 宮崎は腰痛のため、この日は別メニューで調整した。