<世界体操>◇9日目◇15日◇東京体育館

 男女5種目の種目別決勝が行われ、男子床運動で男子個人総合3連覇を果たした内村航平(22=コナミ)が15・633点で金メダルを獲得した。同種目で日本人選手のメダル獲得は、74年バルナ大会の笠松茂以来37年ぶりとなった。内村は今大会、男子団体の銀、個人総合の金に続いて3つめのメダル獲得となった。

 男子つり輪では、個人総合銅メダルに輝いた山室光史(22=コナミ)が15・500点で銅メダルを獲得。こちらは85年モントリオール大会の山脇恭二以来26年ぶりの同種目メダリストとなった。内村は6位だった。

 ほかの種目では、男子あん馬で内村が5位。女子段違い平行棒では寺本明日香(15=レジックスポーツ)が5位、鶴見虹子(19=朝日生命)は7位だった。