フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカが21日(日本時間22日)にロサンゼルス近郊のオンタリオで開幕する。20日(同21日)は本番会場で公式練習が行われ、世界選手権男子銀メダリストの小塚崇彦(トヨタ自動車)と村上大介(陽進堂)が調整した。21日(同22日)のショートプログラム(SP)の滑走順は小塚が最終10番目で村上は2番目。

 小塚は映画「風の谷のナウシカ」の音楽を流して行ったフリーの練習で、冒頭に試みた4回転を含めジャンプで回転不足が目立った。前日のマッサージで筋肉が柔らかくなった影響を口にし「あした(SP)は変わると思う。とにかく自分のやるべきことをやる。曲に乗って滑ることも大切にしたい」と話した。

 普段はカリフォルニア州内で練習する村上は「地元なので伸び伸びと全部のジャンプを決めていきたい」と意気込んだ。