<スピードスケート:全日本距離別選手権>◇初日◇29日◇長野・エムウエーブ

 昨年、この大会初の高校生王者となった小田卓朗(19=早大)が男子1500メートルで2連覇。前回よりも約1秒速いタイムでゴールするとガッツポーズをつくり「去年は優勝なんて意識しなかった。ことしは重圧の中でしっかり滑れた」と笑みを浮かべた。

 オフは高校の先輩、加藤条治(26)と一緒にトレーニングを積み、米国合宿では世界記録保持者のデービス(米国)とも練習した。W杯にデビューした昨季の1500メートルは格下のBクラスに出場したが「今季はAクラスで滑りたい」と目標を口にした。