米大学フットボールの強豪、ペンシルベニア州立大を46シーズンにわたって率い、1部校監督として最多の通算409勝を挙げた84歳のジョー・パターノ監督が9日、元コーチの不祥事を理由に今季限りで監督を辞任するとスポーツ専門局ESPNなど複数の米メディアが報じた。

 同大フットボール部の元コーチが1990年代から複数の少年に性的虐待を加えていたことが6日発覚し、パターノ監督の進退が注目されていた。AP通信によると、シーズン終了を待たずに同監督が解任される可能性もあるという。