全日本柔道連盟は11日、8月の世界選手権の女子52キロ級で銀メダルに輝いた西田優香(了徳寺学園職)が左肘靱帯(じんたい)を損傷したため、講道館杯全日本体重別選手権(12、13日・千葉ポートアリーナ)を欠場すると発表した。西田は10月22日の練習中に負傷し、全治1カ月の見込みと診断された。

 男子73キロ級で世界選手権代表の秋本啓之(了徳寺学園職)も10月28日の練習中に左手の指を骨折したため、出場しない。女子78キロ級の梅木真美(熊本・阿蘇中央高)は優勝した6日の世界ジュニア選手権で左膝半月板を痛めて欠場が決まった。