トランポリンの世界選手権は17日に英国のバーミンガムで開幕し、ロンドン五輪出場枠を懸けた男女個人の予選を実施する。16日は試合会場で公式練習があり、男子エースの伊藤正樹(金沢学院大ク)や5大会連続表彰台が懸かる上山容弘(大体大大学院)が安定した跳躍で上々の仕上がりを印象づけた。

 北京五輪4位の外村哲也(JPT)は痛めている首の状態が気がかり。女子で期待の岸彩乃(金沢学院大ク)も最終調整した。

 男女とも個人決勝に進む予選上位8人(各国・地域2人まで)が五輪出場枠を獲得。日本トランポリン協会の方針で男子のメダリストと、女子の出場枠獲得選手が五輪代表に決まる。