日本オリンピック委員会(JOC)は17日、東京都内で2020年夏季五輪の招致戦略本部会議(本部長=福田富昭副会長)を開き、来年のロンドン五輪で実施される国際オリンピック委員会(IOC)選手委員選挙に再立候補する陸上男子ハンマー投げの室伏広治(37=ミズノ)に対してプロジェクトを組んで全面支援する方針を決めた。

 課題となる国内支持率の対策では、現役アスリートや元五輪選手と連携を強化して招致活動を展開する方針を確認。福田本部長は「戦略的に招致の顔となるアスリートを支援したい」と話した。