<アメリカンフットボール・Xリーグ:ノジマ相模原27-20鹿島>◇20日◇横浜スタジアム◇日刊スポーツ新聞社ほか主催

 社会人アメリカンフットボール日本一を争うXリーグは、セカンドステージ(2次リーグ)上位リーグCブロックで、ノジマ相模原ライズ(中地区2位)が全勝の鹿島(東地区1位)を延長の末、27対20で破る波乱があった。ノジマは鹿島と6勝1敗で並んだが、直接対決の勝利で同ブロック1位となり、ファイナルステージ(12月4日)進出を決めた。

 ノジマは第1クオーター(Q)2分44秒、鹿島にFGで先制されたが、11分31秒にFGで追いついた。そして、第2Qに1TD、1FGを加え10点をリード。第3Q、双方無得点の後、第4Qはともに1TDを挙げ、残り4分を切った。そこから鹿島が奮起し、TDの後、残り11秒でFGを返して同点、試合は延長にもつれ込んだ。しかし、最後はノジマQB木下からRB杉原へのTDパスが決まり、激戦に終止符が打たれた。ノジマは創設時に掲げた「3年で日本一」の目標に一歩近づいた。