20日までバーレーンで行われた卓球の世界ジュニア選手権男子シングルスで、この種目の日本選手としては5年ぶりとなる2人目の優勝を果たした17歳の丹羽孝希(青森山田高)が21日、羽田空港に帰国し「団体戦の決勝で中国に負けた分を取り返そうと思ったので、すごくうれしい」と喜んだ。

 第1シードの丹羽は決勝で第2シードの林高遠(中国)に4-2で逆転勝ちするなど、勝負強さが光った。残り1枠のロンドン五輪男子代表候補選考に向けたアピールとなり、丹羽は「五輪にも一歩ずつ近づいていると思う」と語った。