インド・オリンピック委員会の委員長代行は28日、米化学大手ダウ・ケミカル社がロンドン五輪でスポンサー契約したことを受けての五輪ボイコットは検討していないと明らかにした。

 同社はインドで有毒ガス流出事故を起こして多数の死者を出した企業を買収しているため、一部でボイコットを求める声が上がっていた。委員長代行は「会議は開くが、ボイコットについてではない。懸念はあるので議論はする」と話した。