日本体操協会は15日、東京都内で常務理事会を開き、体操ニッポン男子のエース、内村航平(22=コナミ)を来夏のロンドン五輪代表に決めた。10月の世界選手権(東京)で史上初の個人総合3連覇を達成した実績を高く評価し、異例の早期決定となった。

 内村は世界選手権で種目別床運動も日本勢としては37年ぶりの金メダルを獲得し、団体総合の銀メダル、種目別鉄棒の銅メダルと合わせ、計4個のメダルを手にした。

 内村は長崎県出身。団体総合、個人総合で銀メダルを獲得した2008年北京五輪に続く2度目の五輪代表入りとなった。