体操のロンドン五輪男子代表に決まった内村航平(22=コナミ)が16日、埼玉県草加市の所属先の体育館で練習公開後に記者会見した。

 内村が一番乗りで五輪代表に決まったが、チームメートに驚きはなかった。山室は「もっと早く決まって良かった」と笑い、小林は「何も変わらない。周りを気にしても仕方ない」と残り4人の代表争いに目を向けた。

 昨年の世界選手権個人総合8位の植松が右膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがから復帰し、ロンドン行きの切符をめぐる争いは激化が必至だ。2大会連続代表入りを目指す沖口は「初めから4枠の争い。相当きついので、もっともっと総合力をつけないと駄目」と底上げを誓った。