<ラグビー大学選手権:筑波大22-19東海大>◇1回戦◇18日◇東京・秩父宮ラグビー場

 前半を7-19で終えた東海大は、後半に昨季までリーグ戦4連覇を果たした底力を見せたが、最後に力尽きた。後半7分にゴール前スクラムからラックをつないで、SO阪本圭輔(3年)の1人飛ばしパスからWTB天坂裕也(4年)が左隅にトライ。同29分には「突破力がある」と木村季由(ひでゆき)監督が途中出場させたロック村上廉(3年)が、ゴール前のスクラムから抜けてトライ(ゴール成功)で同点に。だが、同32分に正面37メートルから筑波大にPGを決められ、同38分に正面25メートルの同点PGを決められずに敗れた。

 NO8安井龍太主将(4年)は「この試合にすべてをかけようと、全力でプレーしようと思っていた。みんないいプレーをしたけど、1歩及ばなかった」と、涙ながらに振り返った。