日本オリンピック委員会(JOC)の女性スポーツ専門部会は19日、準強姦(ごうかん)容疑で柔道の五輪金メダリスト内柴正人容疑者が逮捕されたことを受け、来年度を目標にセクハラ対策の指針を作成することを決めた。米国や英国での取り組みを参考にし、理事会などに提案する。柔道女子の元世界王者、山口香部会長は「根本的な解決のためにしっかり時間をかけたい。今後はオリンピアンへの教育も大事になる」と話した。