<レスリング:全日本選手権>◇初日◇21日◇東京・代々木第2体育館

 決勝で苦しみながら、3連覇を果たしたフリースタイル96キロ級の磯川孝生(27=徳山大職)は「ことしは成績が悪くて最後ぐらいは、と頑張った」と汗をぬぐった。

 世界選手権は3大会連続で代表になっている実力者。危なげなく決勝まで勝ち進んだが「点を取り切れなかった」と第1ピリオドを奪われた決勝を反省した。

 五輪予選が集大成になる27歳の広州アジア大会銅メダリストは「レスリング人生のすべてをかけてやる」と意気込みを示した。