フィギュアスケートの全日本選手権で24日にショートプログラム(SP)を実施する女子の公式練習が23日、会場の大阪なみはやドームであり、2年ぶり5度目の優勝が懸かる浅田真央(中京大)と初優勝を狙う鈴木明子(邦和スポーツランド)はともに順調な仕上がりを見せた。

 母親を亡くした悲しみの中での出場となる浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)こそ回転不足だったが、上々の出来。鈴木は得点源となる2連続3回転などのジャンプを精力的に確認した。

 3枠の世界選手権代表入りを争う村上佳菜子(愛知・中京大中京高)や今井遥(東京・日本橋女学館高)も調整した。