<ハンドボール・全日本総合選手権:トヨタ車体32-29大同特殊鋼>◇最終日◇25日◇横浜国際プール◇男子決勝

 トヨタ車体が逆転で大同特殊鋼を退け、悲願の初優勝を果たした。前半は13-15の2点ビハインドとなったが、後半20分すぎから猛反撃。香川のゴールで24-23と勝ち越すと、さらに高智、門山のゴールで突き放して逃げ切った。野村監督は「初戦から選手たちの集中力はすごかった。本当にみんながやってくれました」と男泣き。門山主将も涙ぐみ、「日本一の経験がなかったので、最後の瞬間は最高に気持ちよかった。今年は日本代表でもプレーしたが、一番楽しかった」と喜んだ。