コーチとして指導していた女子柔道部員を乱暴したとして、準強姦(ごうかん)罪で起訴されたアテネ、北京両五輪の男子柔道金メダリスト内柴正人被告(33)側が28日、東京地裁に保釈請求をした。

 内柴被告は9月20日未明、東京都八王子市内のホテルで、酒に酔って眠り込み、抵抗できない女性部員を乱暴したとして今月27日に起訴された。

 捜査関係者によると、内柴被告は客員教授を務めていた九州看護福祉大(玉名市)の柔道部の遠征先で女性部員ら数人と飲酒。酒に酔った部員と2人で宿泊先のホテルに戻り、暴行したという。