<W杯スキー:ジャンプ>◇29日◇ドイツ・オーベルストドルフ

 年末年始恒例のジャンプ週間開幕戦を兼ねた個人第8戦(HS137メートル、K点120メートル)の予選を行い、伊東大貴(雪印メグミルク)は122メートルの123・6点、14位で30日の本戦に進んだ。

 エースの伊東は追い風の中、しぶとくK点を越えた。「できることはした。まあまあの内容」と自己評価した。

 雪不足の影響による練習不足で「自信を持っては飛べていない」という。それだけに今回のジャンプ週間はいいイメージをつかむことが重要になる。今季は1度2位に食い込んでいるが、あえて成績は気にしない姿勢で「焦らずにできることをやる」と平常心で臨む。