<テニス:ブリスベーン国際>◇4日◇オーストラリア・ブリスベーン

 男子シングルス2回戦で第5シードの錦織圭(22=フリー)はマルコス・バグダティス(キプロス)に3-6、4-6で敗れ、8強入りを逃した。

 さらなる飛躍が期待される錦織の新たな一年の初戦は、やや不完全燃焼だった。

 世界ランキングでは下位に当たるバグダティスだが、2006年には全豪オープンで準優勝したこともある実力者で、これまで2戦2敗の苦手。最後までリズムに乗れず、「ずっと追いかける状況だった。相手のプレーがひと回り上回っていた。展開が速かったので、なかなか自分のペースにできなかった」と悔やんだ。

 第1セットは相手の強力なサーブに対応できず、8本もエースを決められた。3-6で落とし、迎えた第2セット。ブレークし合って3-1とリードしたが、第5ゲームから4ゲーム連取されたことが響いて力尽きた。

 「(相手の)サーブがすごくレベルアップしていた。一歩先に攻めてきて、大事なところで何本もエースを受けた。自分の球も浅かった」と敗因を挙げた。

 昨年11月のスイス室内で世界ランク1位のジョコビッチを撃破した22歳。「きょうは自分の調子が上がっていなかった」と冷静に話した。