全日本テコンドー協会がサッカーくじから受給した助成金で不適切な取り扱いがあった可能性がある問題を受け、日本オリンピック委員会(JOC)は12日、調査委員会を設置する方針を決めた。外部有識者や弁護士を委員に加え、資金の流れを確認する。

 問題には現職JOC理事が関わっており、JOCは「本人にも聞き取り調査をする。事実関係を把握して、きちんと透明性を確保したい」としている。