日本体操協会は12日の常務理事会で、体操のロンドン五輪代表選考方法を決め、男子は個人総合で争う4月の全日本選手権と5月のNHK杯(ともに東京)の計4日間の合計得点で上位11人を対象とし、床運動と鉄棒を重視した特別枠や種目別のポイント制度を適用することになった。既に代表に決まっている内村航平(23=コナミ)は対象外で、残り4人を選ぶ。

 女子は全日本とNHK杯の個人総合合計得点で上位5人を代表に選ぶ。1次選考会だった昨年の全日本社会人選手権を欠場した鶴見虹子(19=鶴見ク)は、協会推薦枠での出場が認められた。