フリースタイルスキーのハーフパイプ(HP)女子の実力者、サラ・バーク(カナダ)が練習中に脊椎の動脈を切断する重傷を負い、11日に手術を受けた。手術は成功したが12日も重篤な状態が続いている。

 2005年世界選手権を制したバークは10日の練習中に負傷した。傷めたのは首にある動脈で、平衡感覚や視覚に影響を及ぼす部位。最悪の場合は死に至るほか、脳に後遺症がある可能性もあるという。