原則14~18歳を対象に五輪精神の教育もする第1回冬季ユース五輪は13日、オーストリアのインスブルックで開会式を行い、開幕した。

 開会式ではフィギュアスケート女子の金妍児(韓国)らが聖火をつなぎ、過去2度の五輪で使った2つの聖火台と今大会のために新設した聖火台に次々と点火した。

 1万人を超す観客で盛り上がり、ノルディックスキー複合の山元豪(富山・雄山高)は「観客が多くてのみ込まれそうだった。主将としてメダルを取りにいきたいとあらためて感じた」と感激した様子。日の丸を持って日本選手団とは別に入場した菊池純礼(長野・小海高)は「ただただ緊張した」と話した。