<ノルディックスキー:UHB杯ジャンプ>◇14日◇札幌・大倉山ジャンプ競技場(HS134メートル、K点120メートル)

 男子は今季、複合から転向した小林潤志郎(20=東海大)が、2回合計276・9点で初優勝した。1回目は132・5メートルで3位。2回目は上位陣が飛距離を延ばせない中、133メートルと安定したジャンプで逆転した。「自分のいいジャンプが少しできたので良かった。ただ、W杯で表彰台に乗った(伊東)大貴さんや(竹内)択さんがいないので満足はしていない」と話した。ベテラン葛西紀明(土屋ホーム)が2位、3位は栃本翔平(雪印メグミルク)。

 女子は伊藤有希(下川商高)が2回合計283・4点で初制覇。2位は葛西賀子(日本空調サービス)、3位は田中温子(北翔大短大)。