<ノルディックスキー:UHB杯ジャンプ>◇14日◇札幌・大倉山ジャンプ競技場(HS134メートル、K点120メートル)

 今季W杯は腰痛の影響で欠場や不本意な成績が続いている葛西紀明(39=土屋ホーム)が、1回目に迫力のあるジャンプで133・5メートルを飛んだ。2回目は風に恵まれず、優勝を逃したが「方向性はいい」と復調への手応えを口にした。

 3位だった9日のHBC杯に続き、小林潤志郎(20=東海大)に敗れた。「刺激をもらっている。3位、2位と来ているので、あす(15日のTVh杯)は1位になれる」と巻き返しを誓った。