シンクロナイズドスイミングのロンドン五輪世界最終予選(4月・ロンドン)に臨む日本代表が14日、東京都北区の国立スポーツ科学センター(JISS)で練習を公開し「摩訶(まか)不思議ワールド」をテーマにしたチームの新たなフリー・ルーティン(FR)を披露した。

 五輪出場枠を獲得できなかった昨年7月の世界選手権後に新たにつくり直したFRは5つの曲をつなぎ、神秘的な世界観を表現する。主将の小林千紗(井村シンクロク)は「五輪には強い思いがある。執念を持って戦う」と決意を口にした。

 日本水連は昨年11月に指導方針の食い違いからロシア人コーチとの契約を解除したが、本間三和子シンクロ委員長は「遅れは取り戻した」と話した。