フリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子(32=北野建設)が15日、2年ぶりのW杯出場に向けて成田空港から米国へ出発した。昨年12月に2季ぶりに復帰し、国際スキー連盟(FIS)公認レース2試合で2位と結果を残し、代表メンバー入り。19日にニューヨーク州で開催されるレークプラシッド大会を皮切りに、北米を転戦し、目標とする苗場大会(2月18、19日)に体調を合わせていく。

 W杯は、10年3月の猪苗代大会以来になるが「欲を出さずに、焦らずに、いまの自分の状態は世界のトップとどれだけ差があるのかをみたい」と笑顔を交えながら話した。