<ラグビー・トップリーグ:NEC23-19ヤマハ発動機>◇第10節◇15日◇大阪・近鉄花園ラグビー場

 ヤマハ発動機清宮克幸監督(44)の就任1年目でのリーグ制覇が厳しくなった。プレーオフ(PO)圏内4位のNECに対しトライ寸前まで押し込むなど得点機は何度も作ったが、粘り強い防御の前にミスや反則を連発。トライはWTB屋宜ベンジャミンレイ(23)の1本に終わった。今季5敗目で順位を1つ下げ8位に。数字上はPO進出の可能性を残すが、現実としては絶望的。清宮監督は「7、8割は力を出せている。ただ、2、3割を発揮できないと今の順位が相当」と、上位との集中力の差を認めた。