<テニス:全豪オープン>◇2日目◇17日◇オーストラリア、メルボルン・ナショナルテニスセンター◇男女シングルス1回戦

 現行の世界ランキング制度となった1973年以降の4大大会男子シングルスで日本選手初のシードとなった第24シードの錦織圭(フリー)が、1回戦で世界ランキング106位のステファン・ロベール(フランス)に6-1、7-6、6-0で快勝した。

 初出場した世界ランク117位の23歳、伊藤竜馬(北日本物産)は1回戦で同62位のポティート・スタラーチェ(イタリア)を6-3、4-6、6-3、6-4で破り、4大大会初勝利。日本男子2人の2回戦進出は72年の九鬼潤、田辺清以来40年ぶりで、錦織はマシュー・エブデン(オーストラリア)、伊藤はニコラ・マユ(フランス)と対戦する。第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)も初戦突破。

 女子シングルス1回戦は第2シードのペトラ・クビトバ(チェコ)や第4シードのマリア・シャラポワ(ロシア)が勝ったが、昨年の全米オープン覇者のサマンサ・ストーサー(オーストラリア)が敗れる波乱があった。