柔道男子73キロ級の2010年世界選手権覇者、秋本啓之(25=了徳寺学園職)が左足甲のけがで全治約3カ月と診断されたことが18日、分かった。

 ロンドン五輪代表候補の秋本は、15日までカザフスタンで行われたマスターズ大会の準決勝で敗れた際に負傷。17日に東京都内で診察を受けた。了徳寺学園の山田利彦監督は「骨に異常はないが、足の親指の付け根も痛めている。普通に歩けるまでに1カ月はかかるだろう」と話した。本格的な練習再開は3月以降となる見込み。