<ノルディックスキー・ジャンプ:札幌五輪記念国際大会>◇20日◇札幌・宮の森(HS100メートル、K点90メートル)

 W杯代表で今季3度の表彰台に立った伊東大貴と渡瀬雄太(ともに雪印メグミルク)が、2回合計206・5点で優勝した。渡瀬が1回目に最長不倒となる102メートルで首位につけたが、2回目に95メートルと飛距離を伸ばせなかった。1回目3位の伊東は2回目に98・5メートルを飛び首位に並んだ。伊東は「1回目はタイミングの遅れを空中でカバーでき、いいジャンプだった。去年と比べればアベレージが上がってきた」。渡瀬も「1回目は風とか条件が良かったし、ジャンプも良かった。今季は調子がいい」と笑顔で話した。竹内択(北野建設)は5位。ベテラン葛西紀明(土屋ホーム)、小林潤志郎(東海大)がともに10位だった。