<射撃:ロンドン五輪最終予選兼アジア選手権>◇20日◇ドーハ

 女子トラップで北京五輪4位の中山由起枝(32=日立建機)が89点で3位に入り、五輪出場枠を獲得した。日本クレー射撃協会の規定により中山は3度目の五輪代表に決まった。

 中山は2000年シドニー五輪でダブルトラップに出場して13位。一度は現役を退き、結婚、出産を経て復帰した。10年広州アジア大会ではトラップで日本選手初の金メダルを獲得した。

 非五輪種目の男子25メートルスタンダードピストルでは木田知宏(大阪府警)が568点で3位。日本は団体(木田、三宮、中重)でも銅メダルを獲得した。