スピードスケート短距離のW杯ソルトレークシティー大会は21日に米ユタ州ソルトレークシティーで開幕する。

 女子のエース、小平奈緒(相沢病院)は20日、いつものように入念にフォームを確かめながら最終調整した。課題としてきたカーブについて「だいぶ良くなってきた」と話すなど、感触は悪くない様子だ。

 自身が日本記録を持つ500メートルに加え、1000メートルも日本新記録を狙う。「タイムを意識しすぎると滑りが崩れる。まずは自分の滑りに集中したい」と落ち着いた表情で話した。