日本体操協会の渡辺守成専務理事は21日、国際体操連盟(FIG)に4月に予定していた体操のワールドカップ(W杯)東京大会の11月延期を要望したことを明らかにした。今夏のロンドン五輪を控え、海外のトップ選手がエントリーを回避する傾向にあり、国内の五輪代表選考も時期が重なっていた。

 日本協会は19日に文書を提出した。FIG理事会が開かれる2月中旬にも結論が出る見通し。