<卓球:全日本選手権>◇最終日◇22日◇東京体育館◇女子ダブルス

 準々決勝で敗退したロンドン五輪代表の福原愛(23=ANA)と石川佳純(18)のペアは、要所でミスが出た。一般の部で4大会ぶりに無冠に終わった石川は「自分が何回も連続でミスをしてしまって、申し訳ない」と落胆した。

 五輪の団体は試合形式にダブルスが組み込まれており、2人のレベルアップが不可欠となる。石川は「レシーブでもっと先手を取れるようにしたい」と技術向上の必要性を痛感し、女子シングルスとの2冠を逃した福原は「シングルスの成長を、ダブルスにも生かせるようにしたい」と話した。