全日本柔道連盟の「感謝のつどい」が27日、都内ホテルで行われ、昨年の最優秀選手に、男子73キロ級の中矢力(22=東海大)と女子48キロ級の浅見八瑠奈(23=コマツ)の世界選手権金メダリストで、同じ愛媛・新田高出身の2人が選ばれた。

 賞金30万円を送られた浅見は「貯金します」と即答。現在は左膝の靱帯(じんたい)を痛めてリハビリ中だが「焦らずにちゃんと治して、できる部分を鍛えたい」と話した。また、中矢は「12年はロンドン五輪の年。絶対に出場するんだという気持ちでやっていきたい」と意気込みを語った。