<ラグビー:トップリーグ・ホンダ45-35NTTコミュニケーションズ>◇第12節◇初日◇28日◇東京・秩父宮ラグビー場

 残留争いの中、ホンダが勝ち点5を獲得し、最下位から勝ち点13の13位に浮上した。

 前半8分にNO8川添学が中央に先制トライを決めるなど、相手防御のスキを突いて、前半は4トライを挙げて24-7とリード。後半は攻勢に出た相手に、同18分には3点差まで詰め寄られたが、同20分のWTB上田泰平のトライなどで突き放し、そのまま逃げ切った。

 プロップ田中貴士主将は、ボールキープに徹したことを勝因に挙げ「追い上げられても、ディフェンスより攻め続けようと、ゲームプランを変えずにやった」と振り返った。

 この日の時点で11位は福岡サニックス(勝ち点19)、12位はNTTドコモ(同14)、最下位はコカ・コーラウエスト(同10)。最終節を終えて13位、最下位は自動降格。11位、12位は入れ替え戦に回る。