女子バスケットボールWリーグのプレーオフ(2月18日~)の記者会見が10日、出場するJX、トヨタ自動車、デンソー、富士通の各監督が出席して都内で行われた。5日に終了したレギュラーシーズンで1位だったJXの内海知秀監督(53)は鍵となる選手について「渡嘉敷がケガでいないので、間宮と木林が頑張ってもらいたい」と若手の名前を挙げて奮起を促した。

 日本代表監督も務める同監督によれば、同代表の得点源でもある渡嘉敷は1月下旬に手術を行ったという。左足の疲労骨折のためで、全治は未定。「通常だと(復帰まで)半年かかると言われていますが、その辺はわからない。どちらにしても今季は無理です」と明かした。ロンドン五輪世界最終予選(6月、トルコ)を控える日本代表は4月下旬からの米国合宿、5月にも海外での直前合宿を予定しているが参加は絶望的となった。