<卓球:ジャパン・トップ12大会>◇11日◇東京・墨田区総合体育館◇シングルス

 女子は若宮三紗子(22=日本生命)が初優勝し、ともに11歳で初出場の伊藤美誠(豊田町スポーツ少年団)と平野美宇(ミキハウスJSC山梨)の小学5年生は、1次リーグで2戦2敗と敗退した。男子は高木和卓(23=東京アート)が初制覇し、若宮とともに優勝賞金100万円を獲得した。

 男女とも3人ずつ4組に分かれて1次リーグを行い、各組1位が準決勝に進む方式。女子は若宮が決勝で同じ日本生命の田代早紀(20)を4-2で下し、男子は高木和が決勝で同じ東京アートの大矢英俊(23)に4-3で勝った。

 ロンドン五輪代表で女子の福原愛(23=ANA)石川佳純(18=全農)、男子の水谷隼(22=明大)は国際連盟ワールドツアーを優先するために欠場した。