<競泳:短水路日本選手権>◇最終日◇12日◇東京辰巳国際水泳場

 日本水泳連盟の上野広治競泳委員長(52)は、今大会を総括して「欠場した選手も多かったが、出た選手はレベルの高い泳ぎをしてくれた」と話した。特に女子平泳ぎの渡部香生子ら若手の泳ぎを評価し「下からの底上げが、日本全体のレベルアップにつながる」と喜んだ。

 メダル量産を狙うロンドン五輪に向けて「メダルが見えてきた」と手応えを口にしながらも「ただ、金メダルというと難しい」とも。「今の段階では(男子バタフライの)松田が一番、金に近いと思う」と話していた。