<スノーボード:TOYOTA

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 AIR>◇12日◇北海道・札幌ドーム

 10年バンクーバー冬季五輪のスノーボード・ハーフパイプ(HP)銅メダリストのスコッティ・ラゴ(24=米国)が、決勝で昨年覇者のチャズ・グルデモンド(24=米国)を破り、初出場で優勝した。高さ36メートルの特設ジャンプ台を使用するストレートジャンプ競技で、空中姿勢などでの得点を競い、2回のジャンプで高い方の得点(1回300点満点)を採用する方式。16人による予選で上位8人に絞られ、準々決勝から1対1の対戦になる。決勝2回目にグルデモンドが先に264点を出したが、ラゴが285点をマークして逆転した。

 日本勢でただ1人予選を突破してベスト8入りした松浦広樹(27)は、準々決勝で過去2度優勝のイェロ・エッタラ(27=フィンランド)に5点差で惜敗、5位に終わった。

 他の日本勢の山根俊樹(18)藤本光海(てるうみ、29)藤本広海(ひろうみ、28)チョコバニラボール新井(33)関功(24)熊崎圭人(20)藤田一茂(24)は予選落ちした。