男子テニスで、1月の全豪で日本男子80年ぶりのベスト8に進出した錦織圭(22=フリー)が着用するユニクロのオリジナルウエアが発売されることになった。ユニクロが13日、都内で会見を開き、発表した。錦織は「(発売を)望んでいた。街中のたくさんの人に着てもらいたい」と喜んだ。柳井正社長も「世界一のテニスウエアをつくりたい」と、初のスポーツ分野の進出に意欲満々だ。

 錦織の活躍で、ユニクロには発売に関する問い合わせが殺到。以前から商品化を考えていたこともあり、販売に踏み切った。ポロシャツ、Tシャツから小物類まで計12種類を、4月2日から、ユニクロ銀座店とオンラインストアで販売する。

 東レと共同開発した高品質の吸汗速乾素材を採用したポロシャツやショートパンツは3990円。先週のデ杯で、錦織が頭に巻いていたハチマキは790円など、他のブランドのテニスウエアに比べて、安価な価格設定になっている。