ローマが2020年夏季五輪招致を断念したことについて15日、東京招致委員会の荒木田裕子スポーツディレクターは「残念ですね。欧州は立候補しているスペインを含めてどこも大変。同じ五輪への夢を見るものとして競い合いたかった」と感想を述べた。

 5都市の争いとなり、イスタンブール(トルコ)が強敵との見方も出てきたが、日本オリンピック委員会(JOC)副会長でもある福田富昭招致委副理事長は「どこも強敵だ。ローマが脱落したといっても腹帯を引き締めていかないと」と強調した。