ラグビーのトップリーグ・プレーオフは19日に開幕し、東芝は準決勝で昨季覇者パナソニックと対戦する。16日には府中市内のグラウンドで練習。調整というより、約2時間体をぶつけ合う激しいメニューだったが、主将のNO8豊田真人は「まだ試合の3日前なので大丈夫です」と涼しい顔だった。

 パナソニックには5日の最終節で59-25と大勝しているが、相手がベストメンバーでなかったこともあり、油断はない。「パナソニックはディフェンスが強く、ターンオーバーしてからのカウンター攻撃もうまい。その中で僕らがどれだけ攻め続けられるか、ボールを失った時にどれだけ早い動きだしで対応できるか、そのせめぎ合い」と話し、好敵手との対戦を「楽しみ」としていた。

 和田賢一監督も「相手が(最終節と)やることを変えてきても、うちがやることは変わりません」と、持ち味の真っ向勝負、力勝負を貫く構えだ。