＜ラグビー・トップリーグ・プレーオフ：パナソニック３７－２５東芝＞◇１９日◇東京・秩父宮ラグビー場◇準決勝

　東芝は終盤に３連続トライで追撃したが、パナソニックのプレッシャーにミスを連発して敗れた。和田監督は「すべての面で上回られた。完敗です」と脱帽した。

　後半１分に得意のラインアウトからのモールでトライを挙げ、一時は１点差に迫った。連続トライを許しながら、その後もゴール前へ攻め込み、２度インゴールへ持ち込むもボールをグラウンディングできず。逆にＢＫに展開して落としたボールを拾われ、痛恨の９０メートル独走を許した。

　豊田主将は「ブレークダウンで圧力を受け、ドライブできなかった。もう１回戦えるチャンスを生かしたい」。２季ぶり優勝から日本選手権に目標を切り替え、巻き返しを期した。