バドミントンの世界国・地域別対抗戦女子のユーバー杯アジア予選を兼ねた第1回アジアチーム選手権(マカオ)制覇を果たした日本代表が20日、成田空港に帰国し、主将の末綱聡子(ルネサス)は「気持ちで負けない戦いができた。若手の成長が優勝につながった」と笑顔を見せた。

 日本は準決勝のタイ戦、決勝の中国戦でいずれも2試合落としてからの3連勝で逆転勝ちした。日本協会によると、団体戦で日本が中国に勝つのは親善試合も含めて史上初。中国戦で貴重な白星を挙げたシングルスの広瀬栄理子(パナソニック)は「素直にうれしいし、自信になった」と喜んだ。