<飛び込み:W杯>◇初日◇20日◇ロンドン五輪会場・水泳センター

 女子高飛び込み予選で北京五輪11位の中川真依(金沢学院大大学院)は317・00点で8位となり、上位18人による21日の準決勝に進んだ。

 北京五輪の経験者らしく、無難に予選を突破した。24歳の中川は、最後の5回目のひねり技で86・45点とまずまずの得点を出し、8位で予選を通過。「練習を積んできたので、落ち着いて臨めば大丈夫だと思った」とほっとした笑顔を見せた。

 五輪会場では大会前に3日間練習した。「慣れてきたところ」と言い、新しいプールの感触も良い様子。準決勝に向け「あとはやるだけ。運に任せて自分のやるべきことに集中したい」と充実感を漂わせた。